大塚の萬劇場にて上演された舞台『7EVEN LOVERS』は、
昨日23日をもちまして全11公演を終え、無事に幕を降ろしました。
ご来場くださったお客様の笑顔と涙に、毎日大きな力をいただいておりました。
私の演じた漆黒の魔女【ウイザー】は、元々はとても繊細で、心に大きな傷をもった女性でした。
“人に愛されるよりも、恐れられた方が楽でいい。”
私が稽古に参加できた日数は数えてみるとわずか7日間ではありましたが、
彼女を演じ始めてからのこの一ヶ月間は、ウイザーの傷みがとても哀しくて苦しいものでした。
でも、彼女とともに生きることができて、とても幸せな時間でした。
支えてくださった
共演者の皆様、関係者の皆様、
応援してくださった皆様、
そして何よりもご来場くださった皆々様へ
心より感謝の気持ちでいっぱいでおります。
本当に、ありがとうございました!!
まずは、稽古場での写真。
連日の朝から晩までの稽古終わり、みんなクタクタな中でも、ほんの限られた回数でしたがご飯をしながら語らいました。
ウイザーの衣裳。
和をベースにしたドレスを作っていただきました。とてもお気に入りで、千秋楽後は名残惜しく感じ寂しくなってしまったほど。ちゃきちゃん、お世話になりました!
そしてウイザーの髪型を担当してくださった前田さんに、素晴らしい髪型を毎公演丁寧に作り上げていただきました。
ウイザーの二面性という意味を込めて、演出の渡辺晃さんからの提案から、今回のような左右で違う雰囲気をもった髪型が完成されました。
こちらもすこし名残惜しくて、終わったあともなかなか崩したくありませんでした。
前田さん、ありがとうございました。
ではここからキャスト陣のご紹介を。
ユンナ役、宇野真由美ちゃん。
お芝居での直接の絡みは少なかったのですが、物販用のPOP作り、そしてウイザーのネイルアートまでしてくれて、心優しい彼女に数々支えられていました。殺陣かっこよかったー。沢山のお気遣い、本当にありがとう!
悪チーム、魔界妖騎士唯一の女の子ブランコ役の清水葉月ちゃん。
いつもキャハハハハと笑うシーンがとても妖しくて可愛くて素敵でした。ウイザー様〜☆なおさーん☆といつも私を慕い続けてくれました。本当に、ありがとう!
ネネン役、安藤志穂美ちゃん。
いちばん沢山話した気がします。楽屋でもいつも隣で、皆を明るくしてくれていました。性格や発言も似てるところがいくつもあって不思議でした。なーちゃん、ではなく、たまにオイカワ〜!と呼んでくれるところが好きだった。ありがとう!
真実の鏡トゥルー役、嘉村早織ちゃん。
役のうえでも普段でも、いつも近くで私のことを見ていてくれました。そしておっとりとした雰囲気で皆のことを癒し続けていてくれました。この役は彼女によって不思議な魅力の役になりました。本当に、ありがとう!
7EVEN LOVERSの和み系ピロー役、徳弘光ちゃん。
稽古中も劇場入りしてすぐのアップのときも、気がつくと私はいつも彼女の隣にいました。鏡前まで一部お借りしてました。本当はとっても繊細で、でもいつも明るい笑顔でその場を和ませてくれていました。本当に、ありがとう!
そして、私と敵対する白雪姫役、小林菜々ちゃん。
なんと今回最年少の18歳。なんて落ち着いているんでしょう。楽屋では、逆に彼女の方がお姉ちゃんかと錯覚してしまうほどしっかりした女性です。ウイザー役が私だったから良かった、だなんて涙が出るお言葉をいただいてしまいました。私こそです。本当に、ありがとう!

↑上が初日。下が千秋楽のときの。
そして、ウイザーにとっての大切な存在、カラス役を演じてくれた、萩原成哉くん。私のウイザーの元でカラスを出来てよかったと言ってくれて心から感謝しています。こちらこそカラスが彼だったおかげで、ウイザーも私も沢山支えられ救われていました。殺陣自体今回の役が初めてだったなんて、今でもとても信じられません。カラス、最高でした。本当にありがとう!
そして、私の仲間たち魔界妖騎士6名。
ポルフィディオ役山口峰範くん、イエガー役杉浦大毅くん、オルメカ役野本大樹くん、ノーム役垰本義博くん、グサーノ役北真也くん、ブランコ役清水葉月ちゃん。
みんな一つになって、支えてくれました。妖しくて、強くて、頼もしい仲間たちでした。みんな、本当にありがとう!
そして、7EVEN LOVERSの方々。
エルムンド役森洋大くん、アングル役渋谷崇博くん、ラギ役古田慎吾くん、ワンパイント役井上貴博くん、ラズール役伊東孝司くん、カガリビ役宮川翔一郎くん、ピロー役徳弘光ちゃん。
個性豊かな7色の戦士たち。どのキャラクターも素敵でした。殺陣シーン、素晴らしかったです。ありがとうございました!
そして、クラウド王子と兵士たち。
クラウド役工藤竜太さん、シンク役小野田唯くん、ミッハエル役畑中清秀くん、ジャック役仲田正道くん、ユンナ役宇野真由美ちゃん。
心が美しいキャラクター達をみなさん仲良くコミカルに演じられていました。
畑中くんは特に裏でウイザーの出ハケのサポートまでしてくれていました。工藤さんは本番直前に急遽出演が決まったというのに、台詞も殺陣も素晴らしかったです。みなさん、ありがとうございました!
最後はこのお二人。
タッキム役安田良平くん。チョッキョン役早速義比呂さん。
スプーンとフォークが武器。可愛いキャラクターでとてもお気に入りでした。
終盤で、ウイザーを助けに来てくれる二人、最高でした。お二人とも裏で終始サポートしてくれていました。ありがとうございました!
舞台《7EVEN LOVERS》
みなさまありがとうございました!!!
ウイザー、ありがとう☆